脳卒中後の生活はどう変わる?退院後の不安を解消し、自分らしい暮らしを取り戻すための完全ガイド
奈良の脳梗塞リハビリミウリハ 代表の三浦です。
「退院おめでとうございます」と言われて病院を後にしたものの、いざ自宅に戻ると「これからの生活はどうなるのだろう?」という大きな不安に襲われていませんか?
脳卒中(脳梗塞・脳出血)後の生活は、今まで通りにはいかないこともあります。しかし、正しい知識と対策、そして適切なリハビリを継続することで、生活の質(QOL)は大きく向上させることができます。
この記事では、退院後の生活で気をつけるべきポイントや、よくある悩み(疲れやすさ、仕事、運転など)への対処法、そして家族との関わり方について解説します。
脳卒中後の生活でまず気をつけること(再発予防)
退院後、最も優先すべきは「再発予防」です。日々の生活習慣を見直すことが、安心した暮らしの第一歩となります。
⚫︎食事管理(退院後の食事)・・塩分控えめを心がけ、高血圧を予防し、水分摂取をこまめに行い、血液がドロドロになるのを防ぎましょう(特に脳梗塞の方)。
⚫︎服薬管理・・医師から処方された薬は、自己判断で止めずに必ず飲み続けましょう。
⚫︎血圧測定・・毎日の血圧測定を習慣化し、変化に気づけるようにしましょう。
こうした「在り方」こそが、技術の価値を決定づけると確信しており、指導の場でもこの「核」となる部分を最も重要視しています。
退院後によくある身体と心の悩み
退院してホッとしたはずなのに、なぜか不調を感じる。それはあなただけではありません。検索数の多いお悩みについて解説します。
脳卒中の術後退院後「すぐに疲れてしまう」のはなぜ?
「少し動いただけでぐったりしてしまう」「やる気が出ない」。これは「脳卒中後疲労(Post-Stroke Fatigue)」と呼ばれる症状である可能性があります。
身体的な後遺症だけでなく、脳がダメージから回復しようとして多くのエネルギーを使っているためです。
「怠けている」と自分を責めず、こまめな休憩を取り入れましょう。
脳卒中の術、車の運転はいつからできる?
「買い物や通院のために運転したい」という方は多いですが、自己判断は大変危険です。
運動麻痺だけでなく、注意力の低下や視野の欠け(高次脳機能障害)が隠れている場合があります。
必ず主治医に相談し、指定された教習所等で「運転適性検査」を受けて許可を得る必要があるかもしれません。
脳卒中後の仕事復帰への道のりについて
焦ってすぐにフルタイムで戻ろうとすると、心身ともに大きな負担がかかります。
まずは時短勤務やデスクワークへの配置転換など、職場と相談して段階的に復帰を目指しましょう。
産業医や就労支援の専門家と連携することも大切です。
家族の役割と生活環境の整え方
患者さんご本人だけでなく、支えるご家族にとっても生活の変化は大きなものです。
ご家族の方へ:頑張りすぎないで
「私が全部やらなきゃ」と抱え込んでいませんか? 介護うつや共倒れを防ぐためにも、介護保険サービスや訪問リハビリ、外部のサポートを積極的に利用してください。家族が笑顔でいることが、ご本人の回復にとっても一番の栄養です。
脳卒中後、一人暮らしの場合
脳出血や脳梗塞の後、一人暮らしに戻る方もいらっしゃいます。
緊急通報システムの導入や配食サービスの利用、訪問介護・看護の定期利用 これらを組み合わせることで、一人でも安心して暮らせる環境は整えられます。
「病院のリハビリ終了」は「回復の終わり」ではありません
退院後の生活で多くの方が直面するのが「リハビリ難民」の問題です。
「病院では期限が来て退院せざるを得なかった」
「もっと良くなりたいのに、介護保険のリハビリでは回数や内容に制限がある」
「麻痺が残っていても、もっとスムーズに歩きたい、手を使いたい」
病院でのリハビリはあくまで「家に帰るため」のものが中心です。
しかし、「自分らしい生活を楽しむため」の回復に終わりはありません。
脳の可塑性(変化する力)は、発症から時間が経っていても期待できることが近年の研究でわかっています。
まとめ
脳卒中後の生活には、再発予防や身体の変化への対応など、様々な配慮が必要です。
しかし、適切な管理と継続的なリハビリを行えば、再び自分らしい人生を歩むことは十分に可能です。
⚫︎食事や服薬で再発予防を徹底する
⚫︎疲れやすさや運転の可否については、専門的な判断を仰ぎながら焦らず進める。
⚫︎病院を退院した後も、身体機能の改善を諦めない
もし、あなたが「今の身体の状態に満足していない」「もっとリハビリをして、できることを増やしたい」
と感じているなら、保険外(自費)リハビリという選択肢があります。
ミウリハでは、お一人おひとりの「こうなりたい」という目標に合わせ、期間や回数の制限なく、じっくりとマンツーマンのリハビリを提供しています。
ご相談など。ミウリハまで気軽にご相談下さい。